欧州委員会

広告写真

クレジット
  • クライアント:

  • 欧州委員会
  • フォトグラファー:

  • Elisabeth Verwaest
  • 撮影監督:

  • Sam Ostyn
  • 制作会社:

  • Bounce Rocks
  • 現地サポート:

  • Progressive Productions
  • 私たちのサービス:

  • プロダクション、ロケ地やキャスティングなど

2017年の秋、私たちは大規模なキャンペーンに参加することができました。欧州委員会が2018年を「ヨーロッパ文化遺産の年」と制定したのです。これはヨーロッパの文化遺産の素晴らしさを再発見し、奨励することを目的としています。この取り組みを促進するために、欧州委員会は様々な国と協力して写真シリーズとキャンペーン動画を制作しました。これらは文化遺産が国にもたらす重要な役割を担っていることを顕著に現しています。

ベルギーのBounce Rocks社は、ハンガリーでの撮影の協力を私たちに依頼しました。プロダクションサポートに続き、文化遺産のその道のプロを探すことなどを任されました。そして2種類のシーンを撮影することになりました。1つは世界的に有名なカロチャ刺繍、もう1つはヴィヴァルディの最も有名な作品「四季」に関するものです。

私たちはカロチャ刺繍を発表することに決まったことに興奮していました。このキャンペーンのおかげで、多くの人々が私たちの国が最も誇る民間芸術を知ることができます。撮影シーンでは、刺繍界のカリスマであるVeraさんが若い女性にカロチャ刺繍を施す秘訣を紹介しています。彼女は実生活でも民俗芸術の伝承者でもあり、過去60年間、カロチャのモチーフを描き、それを刺繍し、伝統を存続させています。写真や映像では、彼女の優美な刺繍を見ることができます。その美しさは撮影クルーをも魅了しました。伝統のカロチャ刺繍の偉大な巨匠のひとりを知ることができたことはなかなかない経験でした。また写真撮影では、これらの刺繍を仕上げるプロセスについても詳しく聞ける機会がありました。

写真は、ブダペストから車でわずか30分のセンテンドレという町のハンガリー野外博物館にある民家で撮影されたものです。ここはカルパチア盆地の民俗芸術や建築、そして村落の文化や生活様式を紹介する、ハンガリー最大の野外博物館です。ここはカロチャ芸術を描写するするのにまさにぴったりの場所でした。

もう一つの撮影場所は、ブダペストのエレガントで居心地の良い邸宅でした。写真では猫と共にくつろぎ、ビバルディに耳を傾ける女性がいます。通常、動物と撮影することは難しく、常に大きな課題です。そのため撮影に対応できるような穏やかでフォトジェニックな猫を見つける必要がありました。私たちが無数に応募された猫の中から最終的に選んだのはヒーリング用の猫でした。彼女は賑やかな撮影現場の中でも信じられないほど落ち着いていました。

私たちはこのヨーロッパ文化遺産の重要なキャンペーンに参加できたことをとても嬉しく思っています。

お仕事のご依頼をいつでもお待ちしております。
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