エクストリーム・カヤック - VR 360 FILM

サムスン

2016年春、Progressive Productionsの制作チームは特別でエクストリームな冒険に参加することができました。私たちはサムスンとオキュラスの共同開発によるGear VRのための映像コンテンツを共同制作したのです。韓国のサムスン本社は制作会社であるUNIT9に、リアルな4Dアドベンチャーを体感できるような、特別な映像の作成を依頼しました。

この映像のコンセプトは、全天球カメラにより記録された映像により、滝から落下し、想像を絶する美しさの渓流を下るカヤッキングを体験するというものです。

映像のコンセプトは、比類なく美しい渓流を特別な条件でカヤッキングするということです

まず、UNIT9からProduction Service Networkを通して、私たちのウィーンのオフィスへコンタクトがありました。その後、私たちProgressive Productionsの制作チームはオーストリアにおける理想的なロケ地とキャストの選定に取り掛かりました。このプロジェクトには自然の荘厳さのみならず、理想的なインフラを持つロケ地が要求されました。山河や渓流に富み、エクストリーム・スポーツの楽園として知られる渓谷、エッツタール(Ötztal)は、その風光明媚さと完璧なインフラにより、この2日間の撮影にとって最高の選択肢となりました。

オーストリアは、自然の美しさと言う点ではヨーロッパ随一です

エッツタールはインスブルックから45分の距離にあり、近場の多くの素晴らしいホテルやレストランのおかげで、私たちのクライアントはたいへん快適に滞在することができました。私たちは、今回の撮影では、撮影キャンプから徒歩で5分しか離れていない4つ星のホテルを使用しました。私たちは自然の美しさとアクセスの簡便さが妥協することなく融合するようなロケ地を見つけ出すことができたのです。撮影地はスタッフの駐車場から徒歩で数分の距離にあります。また、現地の観光案内所のサポートにより、私たちは特別な車両を使い、撮影用設備を川の側のあらゆる場所へ運ぶことができました。

Making of Samsung Extreme Kayak - Photo Gallery

オーストリアはエクストリーム・スポーツの愛好者にとって特に人気のある場所なので、キャストの選定は比較的簡単な作業でした。私たちは、現地で最高のフリースタイルカヤックのチーム、Source to Seaと一緒に仕事できたことに対してたいへん嬉しく思っています。彼らは撮影の間、課せられていた役割を見事に果たしました。

不幸なことに、カヤッカーの一人は撮影の数日前に肩を骨折してしまいましたが、私たちは同様に熟練し、代役を完璧にこなすことのできるカヤッカーを見つけることができました。カヤッカーにとって、全天球カメラを装着しつつカヤックを漕ぐこと、そしてバランスを取ることは容易なことではありませんでした。

360度のVR映像を撮影するために、カメラはカヤッカーのヘルメットに取り付けられました

正確な計画のおかげで、私たちは渓流の側に出発点と到着点を設営し、シーンを複数の撮影に分割して撮影することができました。これは、撮影日におけるカヤッカーの肉体的負担を出来る限り軽減するという私たちの計画においてたいへん重要なものでした。大自然の中で撮影する時には、常に安全に責任を負い、状況に注意しなくてはなりません。もちろん、キャストとスタッフの安全を確保するために、私たちは常に安全のために必要な手順を守っています。安全に留意した衣類、履物類、命綱はもとより、山岳救助の資格を持つスタッフもアシスタントディレクターとして参加しています。

私たちは撮影を劇的に容易にするために、渓流の側に出発点と到着点を設営しました

渓流の水位には特に気を配りました。5月の暖かい気候のせいで、雪が徐々に解け出し、川の水位、速度、そして航行可能性が大きく変化する可能性があったからです。この時期、水位は1日で1メートル変化することすらあります。幸いなことに、私たちの予測通り、水位に関して何も問題はありませんでしたが、万一の場合の備えも万全でした。私たちは高水位や低水位の場合を考え、渓流のいくつかの場所に複数の代替候補地を用意していました。

動きのあるスリリングな映像を撮影するためには、適切な水位が必要です

このように美しいロケ地で映像を制作できたこと、そして革新的で世界中に名高いサムスンのようなブランドと共に新しいジャンルに挑戦できたことは、私たちにとって大きな喜びでした。この撮影において、私たちは刺激的な試練の全ての瞬間を楽しむことができました。

私たちは素晴らしいロケ地で才能にあふれるスタッフと仕事することができました

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