ハンガリーの定番ロケ地
ケレンフェルド発電所
ミステリアスな、廃墟となったアール・デコ様式の部屋の数々
最終更新日: 2020年07月21日
ケレンフェルド発電所は、1914年の操業開始当時は最も先進的な発電所の一つでした。1930年代には、この発電所は首都全体に電力を供給していました。この遺棄された発電所の主な魅力は、息を呑むようなアール・デコ様式のコントロール・ルームで、楕円形の装飾的なガラス天井は工業芸術のモニュメントと広く認められています。世紀の変わり目に特徴的な装飾的スタイルと、機能的で機械的な現代性の二重性は他では見ることができないような雰囲気を創り出します。この発電所は2005年に閉鎖されましたが、無数のスイッチや計器類の存在する、この奇妙で気味の悪い、まるでSF映画に出てくるようなコントロール・ルームは撮影に利用することが可能です。
このコントロール・ルームは映画「チェルノブイリ・ダイアリーズ」で、あの悪名高いチェルノブイリ発電所の設定で使われました。ブラッド・ピット主演のゾンビ映画「ワールド・ウォーZ」のシーンもここで撮影されました。2015年の映画「SPY/スパイ」の中では、メリッサ・マッカーシーが拷問を受けるシーンに登場します。その後、2018年のスリラー「アニー・イン・ザ・ターミナル」でもこの発電所が使われました。私たちProgressive Productionsもエイドリアン・ブロディ主演のTVミニシリーズ「フーディーニ 幻想に生きた奇術師(Houdini)」のプロモーションビデオや、Superdryやミズノのファッション撮影をここで行いました。