ハンガリーの定番ロケ地
ブダペスト東駅
歴史あるガラス窓のホーム
最終更新日: 2020年07月21日
ハンガリー最大の駅である、ブダペスト東駅は、蒸気機関車の時代である1884年に建てられました。機関車が排出する膨大な蒸気のために空間が必要だったので、この折衷様式のブダペスト東駅はこれほどまでに壮大なのです。このようなスタイルは当時のヨーロッパでは標準的なものでしたが、ブダペスト東駅は現在も19世紀当時の見事な様式を保持している数少ない駅のひとつです。なぜこの東駅が映画製作者に好まれているか、おわかりいただけたでしょうか?
2008年のヴィゴ・モーテンセン主演映画「善き人」の中でブダペスト東駅は、1940年代のベルリンの鉄道駅として登場しています。 シルヴェスター・スタローン主演映画「勝利への脱出」や、カルト的人気を誇る、マドンナ主演の「エビータ」のいくつかのシーンもこの場所で撮影されました。テレビシリーズの「Homeland」ではモスクワ駅として、2016年の映画「インフェルノ」ではイタリアの駅として登場します。私たちProgressive ProductionsはNBCのテレビシリーズである、「コバート・アフェア」のエピソードの撮影をお手伝いさせていただき、ニコンのキャンペーン写真もこの駅で制作しました。2018年には韓国のテレビシリーズ「アルハンブラ宮殿の思い出」で、駅や線路での撮影の複雑なロジスティックを編成しました。