クレジット
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ブランド:
- George at ASDA
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写真家:
- Tom Sloan
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アートディレクター:
- Camilla Treharne, James Cameron Finlayson
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スタイリスト:
- Jess Stebbings, Gary Salter
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エグゼクティヴ・プロデューサー:
- The Production Factory
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ブダペストでのプロダクション:
- Progressive Productions
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撮影場所:
- ハンガリー - ブダペスト市街地
© すべての権利は関係各社に帰属します。
過去にProduction Factoryとご一緒した経験があったため、2024年に再び彼らから新プロジェクトの相談を受けた際には、すぐに計画に取りかかることができ、非常に楽しみにしていました。今回は、イギリス最大規模の衣料品小売業者の一つであるGeorgeの2024年秋冬キャンペーンのスチール撮影と映像制作で協力することとなり、撮影はブダペストで行われました。
今回のプロジェクトでは、AWコレクションの全ラインをカバーするため、大人のモデルに加えて子供や赤ちゃんも撮影に参加しました。すべてのキャストがロンドンから空路で現地入りしたため、特に幼いモデルたちが安心して自由に動けるよう、快適で安全な撮影環境の整備が最優先事項でした。
ブダペストの大きな強みの一つは、街中に多様な背景が存在している点です。これは今回の撮影でも大きな役割を果たしました。私たちの社内ロケーション部門と拡大し続けるロケーションデータベースは、単に適切な場所を特定するだけにとどまりません。提案するすべてのエリアは、制作およびロジスティックの両面から徹底的に調査・記録・計画されており、各ベースが可能な限り多様なロケーションを提供しつつ、クリエイティブコンセプトにも完全に合致するよう配慮されています。
本プロジェクトで特に注目されたエリアの一つが、ブダペストを象徴するアンドラーシ通り周辺でした。この19世紀の壮麗な通りはネオルネサンス様式の建物に囲まれ、その地下にはヨーロッパで2番目に古い地下鉄が走っています。地下鉄の装飾的な入り口はキャンペーンのビジュアルアイデンティティにもぴったりとマッチしていました。コンセプトの核となったのは、落ち着いた色調のエレガントな都市空間に、秋のコレクションを反映する鮮やかなアクセントカラーが差し込まれる構成でした。例えば地下鉄の黄色に塗られた装飾的な手すりがその象徴です。
1896年の開業以来、この地下鉄路線は当時の雰囲気を多く残しており、入り口も当時の姿のまま保存されています
撮影された写真と映像は、Georgeの店舗やブランドの公式ウェブショップを中心に展開され、秋冬シーズンを通して使用されました。また、撮影現場で制作されたコンテンツは、現在ではほぼすべてのプロダクションで標準となっているSNS用素材としても活用され、Georgeの各種ソーシャルメディアでも公開されました。
プロジェクトのご相談はございますか?ぜひ一度お話ししましょう。
ご連絡はこちらまで:
info@progressiveproductions.eu