GQ誌

ライアン・ゴズリングのエディトリアル写真

クレジット

私たちProgressive Productionsは、アメリカのGQ誌による、ライアン・ゴズリングをフィーチャーしたエディトリアル写真の制作に携わる機会を得ることができました。このプロジェクトは、GQ誌ライターのChris Heathがゴズリングの最新出演作、ロマンティック・ミュージカルの「ラ・ラ・ランド」のプレミアの機会にこのカナダの人気俳優にインタビューしたことに端を発します。その後、ゴズリングは「ブレードランナー 2049」の撮影のために数ヶ月ブダペストに滞在していました。こういうわけで、GQ誌の編集部はこの写真撮影をブダペストで行うことに決めたのです。フランスの制作会社Brachfeldはこの撮影のために私たちに協力を依頼しました。

ブダペストを象徴するロケ地は、フォトグラファのCraig McDeanとクリエイティヴ・ディレクターのJim Mooreに大きな刺激を与えました

GQのクリエイティヴ・ディレクターのJim Mooreと、世界的に有名なフォトグラファのCraig McDeanは明確なコンセプトを携えてブダペストにやってきました。彼らはブダペストらしい雰囲気を持ち、そして同時にジーン・ケリーの古典的なアメリカのミュージカルのゆるやかな感覚に通じるような撮影地を探していたのです。今回のプロジェクトにおいても、私たちの膨大なロケーションデータベースが役立ちました。なぜなら、わずか数秒のうちに、彼らの要求を満たす数多くの素晴らしい資料を作成することができたからです。

魅力的なゲッレールト温泉はこの撮影において中心的な役割を果たしています

撮影はゲッレールト温泉、セントラルカフェ、ザ・リッツ・カールトン・ブダペストの3ヶ所で行われました。際立って美しいアール・ヌーヴォー様式のゲッレールト温泉は、今回の撮影において中心的役割を果たしました。なぜなら、ジョルナイの美しい青い陶器のタイルで覆われた温泉の壁はフォトグラファを即座に魅了し、そして彼の想像力を大きく喚起したからです。歴史的なセントラル・カフェと周囲の通りはブダペストの中心に位置し、50年代のアメリカ映画の雰囲気を醸し出しています。

撮影においては、エディトリアル写真に加え、GQ誌の2017年1月号の表紙の撮影も行わなければなりませんでしたが、GQ誌の表紙写真の背景は無地でなくてはなりません。私たちはホテル・リッツ・カールトンで最も大きい会議室にスタジオを設置し、この要望に応えることができました。

その他の著名人の撮影のケースと同じく、撮影は左右するのは被写体の限られたスケジュールです。これまでにジュリー・アンドリュースエイドリアン・ブロディといった著名人との撮影を行ってきた私たちProgressive Productionsは、限られた時間を最大限に活用するために綿密な計画が何よりも重要であることを経験上認識しています。ですから、私たちは多様性があり、写真撮影に多くの機会を提供しうる撮影地を提案したのです。また、私たちは時間効率のよい移動を実現させるために、撮影スタッフ、撮影拠点、そして交通手段を最適化しました。

厳しい時間的制限にも関わらず、いくつかの追加の撮影を行う時間が残されていました

6~8枚の写真を撮影するために与えられたのは僅か数時間でした。しかし、フォトグラファのCraig McDeanは、複数のセットを同時に照らすことの出来る照明装置と5人のアシスタントを使うことで、撮影を迅速に、そして正確に行いました。私たちにとっての大きな喜びは、ライアン・ゴズリングはこの撮影をたいへん刺激的なものだと実感し、予定していた数時間ではなく、丸1日を撮影に費やすと決めたことでした。そのため、私たちはいくつかの追加の撮影を行うことができました。

豊富なロケーションデータベースのおかげで、一番適したロケ地を迅速に探し出すことができました

ライアン・ゴズリングのような有名な俳優、Craig McDeanのように世界中から尊敬を集めるフォトグラファと会い、そして彼らの仕事に関われたことは、たいへん素晴らしい経験でした。私たちはこのような輝かしい制作プロジェクトに参加できたことを誇りに思っています。そして、このような高品質な制作プロジェクトにおいて、ブダペストが刺激的な撮影地として使われていることは、私たちにとって大きな喜びです。

あなたの制作プロジェクトについて教えていただけませんか。制作のお手伝いをできる日を楽しみにしております。
お問い合わせ先:
info@progressiveproductions.eu

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