最高のロケ地: オーストリア
ザハ・ハディドの図書館
ウィーン経済大学内にある非凡な建築
最終更新日: 2020年05月09日
ウィーン経済大学内にあるこの一風変わったキャンパスは、世界的に有名なザハ・ハディドのデザインによるもので、図書館と学習センターとして使われています。この近未来的な建物には垂直な壁がなく、全てが35度に傾いており、見る者を不安にさせると同時にため息がでるほど美しいものになっています。直線と曲線が織りなすデザインは、外観が硬い印象なのとは逆に内装は自然の柔らかな流線で構成されています。窓からはため息が出るような市街の景色を眺めることができ、雪のような白い吹き抜けの空間からは立体交差する階段や折り重なる階層を見ることができます。こういった特徴からこの建物は現代建築の中でもとりわけ際立ったものになっています。驚くことにこの図書館はキャンパスの中では特筆すべき建物ではなく、他にもスペインや日本の建築家が設計した5棟の現代建築が並んでいます。例えば錆びたオレンジ色の外観の建物は、一見ランダムにおかれた巨大なキューブのようです。ここはヨーロッパの中で一番モダンで巨大な大学であることは疑いなく、最先端の芸術の中での映画や写真撮影に最適だと言えます。
この唯一無二のロケーションが映画を製作する人達にインスピレーションを与えることは間違いなく、例えば2015年のSF映画「エクス・マキナ」、「黄金のアデーレ 名画の帰還」、トム・クルーズの「ミッションインポッシブル」もここで撮影されました。このロケ地では経験豊富な現地のプロダクションが快適な撮影をお手伝いします。